Blackberryが衰退した理由

The Guardianの記事を、Gigazineさんが和訳して紹介しています。

Blackberryがわずか4年で市場シェアを50％から3％まで落とした理由とは - Gigazine

ではなぜ、一時期スマートフォンのトップに君臨していたBlackberryが市場シェアを大幅に落とすことになってしまったのか、その理由についてJuliette GarsideさんがThe Guardianで公開しています。

BlackBerryの失敗はアプリ不足で、かつインターネットに接続するとクラッシュしてしまい、
Eメール機能以外は「使えない」と言われるデバイスになったためとのこと。

また、GoogleのAndroidプラットフォームの導入を見送ってBlackberry 10の開発に力を注入、
自分たちのエコシステムを構築しようとして独自路線を走り続けたことが原因なんだとか。

上記の理由もあるけど、決定的だったのは、
2011年に起きた世界規模のネットワーク障害ではないかと思います。

　ブラックベリーのネットワーク障害、世界各地のユーザーに影響 - ロイター

iPhoneとAndroidのシェアの伸びが勢いを増しているときに発生したため、
BlackBerry離れが加速してしまいました。その後のシェアは、一本調子で落ちていきます。

一旦落ちると回復するのは難しいです。
残念だけど、BlackBerryのシェアが今後回復しても、4～5%程度がせいぜいでしょう。

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